ランニングシューズ、スニーカー、ウォーキングシューズ、運動靴…違いは?

 健康やダイエットのためにジョギング、ウォーキングを始めたものの、いざやってみるとさまざまな疑問や悩みが出てきますよね。そんなお悩みに、オーダーメイドインソールと靴の専門店「足道楽」の専門家が回答! 靴の選び方から歩き方、走り方まで、靴と足に関する幅広いテーマからピックアップしてお答えします。

 今回は、靴の呼び方について。ランニングシューズ、スニーカー、ウォーキングシューズ、運動靴……いろいろな呼び方がありますが、違いはあるのでしょうか?

ランニングシューズやスニーカーなど、いろいろな呼び方があり混乱するのですが、それぞれ定義や特徴、活用シーンは異なるのでしょうか。

ランニングシューズとは

 メーカーによって定義は異なりますが、「ランニングシューズ」はもちろん“走る”ための靴です。そのため、ウォーキングシューズなどと比べて、靴に衝撃吸収をもたせている部分(クッション性)が違うのが最大の特徴です。それは、足のメカニズム上、着地場所がウォーキングシューズとは異なるためです。

 「ランニングシューズ」は、小指の横(前足部)で着地するので、その部分に衝撃吸収をもたせ、靴の外側面のミッドソールという部分が体重(圧)に負けないよう固くなっています。固くすることで衝撃吸収を補い、長時間走っても疲れにくい構造になっています。

スニーカーとは

 「スニーカー」とは、デザインがメインとなる“おしゃれな靴”のことを指します。歩行時に足を支える補強素材などは入っておらず、靴自体が真ん中で曲がったり、ねじれたり、柔らかいといった特徴があります。いわゆるファッションとして履く靴です。

ウォーキングシューズとは

 「ウォーキングシューズ」は、もちろん“歩く”ことをメインとした靴のことです。

 「ランニングシューズ」でも通じる部分がありますが、「ウォーキングシューズ」は長距離を歩いても疲れないよう、靴自体にねじれを利かせています。“歩く”場合はかかとから着地するため、かかとに衝撃吸収(クッション性)をもたせています。

 ちなみに“走る”場合は、ランニングシューズで触れたように、小指の横(前足部)から着地します。

ジョギングシューズ

 基本的には「ランニングシューズ」と同じで、あえて言うならば「ランニングシューズ」と「ウォーキングシューズ」の間の靴です。ジョギング=ゆっくり走る、ランニング=スピードがジョギングより速いものなので、変わりはありません。

 差別化するとしたら、「ランニングシューズ」は軽さを重視した靴、「ジョギングシューズ」は多少の重さがあっても動ける靴というイメージです。

運動靴とは

 「運動靴」とは、サッカーやバレー・バスケットボールなど、各スポーツに特化した仕組みがある靴のことです。そのスポーツそれぞれに合った素材や、フィールド(屋外・屋内)向けのソール(靴底)を使うなど、競技目線で考えられています。

 高齢の方だと、メッシュ素材を使った通気性がよさそうな靴を「運動靴」と呼ぶこともあります。

[プロフィール]
三河尚(みかわ・ひさし)
足に精通した“インソール博士”で「足道楽」取締役社長。所属店舗は「足道楽」町田本店。全身の骨格や解剖学、フットケアに関する専門知識を持ち、ウォーキングシューズアドバイザーをはじめ骨格マイスターなど自社資格も含めると保有する数は9個。

保有資格一覧
―Superfeet TECH MASTER(テックマスター)
―骨格マイスター
―MIZUNO フットウエアーアドバイザー
―MIZUNO ファンウォークアドバイザー
―MIZUNO シューズアドバイザーゴールドライセンス
―ウォーキングシューズアドバイザー
―日本ノルディックウォーキング協会公認指導者
―ランニングコミュニュケーターアドバイザー(JPRFA公認)
―アスレティックコンディショニングコーチズ

記事協力
オーダーメイドインソールと靴の専門店「足道楽」
公式サイト https://www.ashidoraku.com/

<Text:編集部/Photo:Getty Images>

Source: メロスブログ
ランニングシューズ、スニーカー、ウォーキングシューズ、運動靴…違いは?