冬の快眠「新常識」。その冷え対策、実はNGかも!

注目を集める「睡眠の質」。とくに最近は、冬の寒さで気になる方も増えているのではないでしょうか。

パナソニックが20~60代の男女550名に実施した冬の睡眠に関する調査によれば、約6割の人が「寒さなどが原因で睡眠の質が下がる」と感じているそう。寝起きに関する質問では、寒さが原因で「起きにくい」と感じている人も約6割となっています。

寝るときの防寒はマストですが、皆さんが快眠のために行っている冷え対策は、どんなものがあるでしょうか。

その寒さ対策、眠りの質を妨げているかも

「靴下を履いて寝る」がトップですが、この対策、実は快眠の妨げになる可能性があります。また、寝る直前の入浴も、体は温まるものの睡眠の質を妨げる要因に。厚着、飲酒なども実はNGなのだとか。

では、寒い季節に快眠を得るためには、どのような対策を講じればよいのでしょうか。

快眠を目指すために重要なこと

パナソニックの睡眠改善インストラクター・菊地真由美さんによれば、重要なのは深部体温を下げることにあります。

足が冷たい・寒いという人は、緩めのレッグウォーマーを着用するのがおすすめとのこと。放熱に重要な部位である足首を締めつけずに放熱の邪魔をしないため、就寝時にも着けていて大丈夫だそうです。

また、寒さを嫌って「入眠の直前にお風呂に入る」「一晩中湯たんぽを使う」「一晩中電気毛布を使う」人も要注意。

これらも深部体温を下げる妨げになるので、電気毛布や湯たんぽは、就寝前に寝具を温めておくために使いましょう。

ほか、「寝る前にお酒を飲む」習慣は睡眠を浅くするためNG行動です。菊地さんは、健康な深い睡眠を得るためには、アルコールは避けた方がよいでしょうとアドバイスしています。

睡眠時の衣服も注意

冬の衣類として定番のフリースですが、そのまま寝間着として着ると寝ている間にかいた汗がこもって、不快になるので寝間着としては向かないそう。就寝時は、綿など、通気性の良い素材の方が快眠を目指すことができるといいます。

そして、睡眠を促すにはある種の「入眠儀式(ルーティン)」も大切。寝る前に習慣的に同じ行動を取ることで、脳が睡眠モードに入り、より眠りやすくなるそうです。

具体的には、部屋着と別に寝間着を用意することがあげられています。

理想的な睡眠環境とは

快眠には、適切な睡眠環境も大切です。菊地さんによれば、(個人差はあるものの)温度は20℃、湿度は50%前後くらいがちょうどよいと言われているそうです。

エアコンの空気が苦手・乾燥してしまうという人は、就寝の20〜30分前に寝具をめくってエアコンをつけておけば、寝具が温まって、入った時にヒヤッとすることもなく、温めすぎて深部体温を下げる妨げになりません。

エアコン以外に、布団乾燥機で寝具を温める方法もおすすめされています。

冬の快眠につながる寒さ対策まとめ

パナソニック 睡眠改善インストラクター 菊地真由美
パナソニック株式会社 戦略企画部 企画課
家電を使って睡眠の質を向上させるため、より専門的な知識を得たいと睡眠改善インストラクター(日本睡眠改善協議会認定)の資格を取得し、「快眠環境サポートサービス」を立ち上げる。同社内でも社員の睡眠の悩みに答える「眠りの先生」で、睡眠環境づくりに関する相談役も務めている。

「睡眠実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2022年11月24日~2022年11月28日
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:20~60代の男女
●有効回答:550名(男性:317名、女性:233名)
パナソニック「エオリア」調べ

<Text:辻村>

Source: メロスブログ
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